FX NISA 仮想通貨 投資信託 株式投資

あなたはファンダ派?テクニカル派?

株式投資やFX、仮想通貨投資をするうえでかかせないのがファンダメンタル分析とテクニカル分析です。

株価や通貨の予想を行うために用いられる分析方法を指します。金融や政治、経済指標などをもとに行う分析方法をファンダメンタル分析といい、チャートをもとに行う分析方法をテクニカル分析といいます。

今回はファンダメンタル分析とテクニカル分析の違いについてお話します。

ファンダメンタル分析とは

企業や通貨の価値に対して現状の価格が適正かどうかの判断を行うものです。将来性や収益性、安定性などを要素にさまざまな指標と照らし合わせながら分析をします。

企業が発表し株価に影響するものとしては、四半期ごとに発表する決算の数字や新たな収益性のある事業展開などの発表があげられます。

決算発表で株価に影響するのは業績予想に対して当初の予想を上回る発表をした場合、一般的に株価は上昇します。

決算発表時に注意していただきたいのは上方修正をしたからといって必ずしも株価が上昇するというわけではないということです。

大きく予想を上回る発表をした場合は株価も上昇することが多いのですが、インパクトのない上方修正は期待よりも下回ったとの判断で翌日の株価が下がることもあります。

ファンダメンタル分析では、日頃より企業分析をしている方に軍配が上がるため四季報を用いた分析に加え出来高急増銘柄などのチェックをかかさず行うことが重要です。


ファンダメンタルで見るべきデータ

経済指標などを見て判断するとはいいつつもどの指標を見れば良いかがわからない。おそらくそのように感じた方もいるのではないでしょうか。

ここでは最低限押さえておくべき指標を記載します。


日銀短観

日本銀行が統計法に基づいて行いで民間企業の景気の様子を調査したものです。全国の約1万社の企業を対象に行い、企業の業績や売上高、収益といった業績などについて調査をします。株価などに影響を与える指標として重視されています。

経済成長率

国内総生産(GDP)の伸び率をあらわしたものでGDPと株価には連動性があります。

米国雇用統計

月に一度アメリカが発表する米国雇用統計は、アメリカの雇用情勢について調査した統計で失業率や非農業部門雇用者数は株価や為替相場に大きく影響をもたらします。
コロナ禍においては特に注意して見ておくべき指標です。

テクニカル分析とは

過去の価格推移をチャートから読み相場を予想する分析方法です。チャートとはローソク足などで表示される過去の値動きを示したもので、縦軸を価格、横軸を時間軸としています。1分間隔で表示されるチャートや1ヶ月ごとに表示されるチャートがあり、テクニカル分析ではこれらのチャートから将来の価格を予想しトレードをします。

テクニカル分析ではテクニカル指標を用いて分析をします。代表的なテクニカル指標には、移動平均線や一目均衡表、ボリンジャーバンドなどがあります。トレーダーによって表示するテクニカル指標は異なるため、トレーディングツールでは表示する指標を自分仕様にカスタマイズすることができます。

テクニカル分析のみを用いて行うのはスキャルピング手法を行うデイトレーダーがあげられます。その日のうちに売買を行うため暴落時にあまり影響しないのがメリットとしてあげられます。

株式投資において大きな利益を出しているテスタさんはテクニカル分析が得意なトレーダーです。現在は投資スタイルを変更しデイトレードは封印しているようですが、過去の投資内容などについては検索するとすぐに出てきますので気になる方は検索してみてください。

現在はYouTubeの活動を積極的に行われているため、リアルタイムで質問回答を行うライブ配信を頻繁にされています。ご興味を持たれた方は一度ライブ配信より質問してみるとご本人より回答があるかもしれません。


ファンダとテクニカルどちらを重視すべき?

自分の投資スタイルに合わせて決めるべきであると言えます。スキャルピングのみを行う方であればテクニカル分析一択でも良いでしょう。

しかしスイングや中期・長期で投資を行う方であれば、ファンダメンタル分析、テクニカル分析両方を駆使したトレードをすることをお勧めします。

日頃より分析をしトレードを繰り返して行うことで自分に合ったスタイルが見つかり利益を伸ばしていくことができるようになります。

難しく感じるようであれば少額の資金から始めてみるとよいでしょう。

投資を始める前にこれだけは覚えて欲しいこと5選



-FX, NISA, 仮想通貨, 投資信託, 株式投資
-, , ,

© 2025 MONEY BUILD(マネービルド)